個という枠から抜け出して、この世界と調和する方法

私がこれからの人生でいちばん大切にしていきたいもの。それは、

自分の在り方を大切にした、人とのつながり。

家族とのつながり。
身近な人たちとのつながり。
コミュニティとのつながり。

これ、何年もずっと前から口では言っていたし、「人とのつながりが大切」というコンセプト自体には全く疑いを持っていませんでした。だから頭では、「私は人とのつながりを大切にできている」と結構本気で思っていた。

だけど、「つながり」ってひと言でいうけれども、私が大切にしたいのは

どの程度の深さの、
どの程度の純度の、
つながりのことなんだか、分かっていたのかな?
本気でそれを大切にしていたって、胸張って言えるのかな?

最近になって、そう自問自答したときに、

全然、分かっていなかったどころか、怠慢もいいところだったことに愕然としました。

今世の地球時間にして12年強、心を真剣に学んでも、まだまだ盲点ここにあり。

つながりって何かただぼーーっとしていたらそこにあるものではなくて、自分で生み育てていくもの。

むしろ自分が、創り出していくものでしかない。

ここに来るまで私は、私の「個」という枠の中に入ったままでも、全てを受け入れてくれる夫との関係性があまりにも心地良過ぎて、その究極のコンフォートゾーンから抜け出せずにいました。

夫さえ傍に居てくれれば、友達なんていなくても、全然良いと思っていました。

私という自我(エゴ)の枠を頑なに守り、自分から人と積極的につながろうともしなかった。

それどころか、つながろうとしてくれる優しい人たちの誘いすら、ことごとく自分から断ち切っていたひねくれ者。

要は完全なるこじらせ系です。自分がそうだったからこそ、激しくこじらせている人の気持ち、共感できます。

・いやいや、ぶっちゃけ、本当は結構寂しい
・もっと人と親密につながりたい
・(SNS等見ては) 仲良し女子の輪が羨ましい
・どうせ人と深く分かり合えない

今となっては、こんな正直な自分の本音をすぐに聴いてやっては、まったく素直じゃないな~カワイイ奴めw、と笑うことができるのですが、絶賛こじらせ当時は、なかなか認めることができませんでした。

さらに言うと、一見何の問題もなさそうに見える夫との関係性も、

ある一定のコンフォートレベルになっている夫との距離感にずっと留まることで、パートナーシップの次の段階である「魂レベルで近づく、さらなる親密感」へと進むことへの心理的抵抗が働いていました。

同じ状態のまま変わらない=停滞し続けることは、宇宙の摂理から見ても、不自然なことです。

私は「個」という心地良い箱の中に入ったままで、ときどき顔だけ箱の外に出しては、都合よく人とコミュニケーションすることを、何年間も続けてきました。

それはそれで、普通に楽しいし満足も得られる。何の悪いことでもない。

ただそれは、私の魂が本当に求めていた「人との関わり方」ではなかったというだけなんです。

私が大切にしたいつながりを育てるためには、

個という枠を抜け出して、この世界と調和する覚悟が必要なようです。

どうすればそれができるか?

それは決して難しいことではないけれど、「勇気」だけが要ると感じています。

自分の思っていること、
自分の感じていること、
自分が見ている世界のこと、

何でもない日常を構成している私の世界観を、正直に「私の言葉で」表現していくこと。

ときに伝えたいことの10分の1も言葉で表現できないもどかしさを感じたとしても、言葉を全く使わないよりは、そのたった少しでも人の心に伝わることに、きっと意味がある。

言葉は人間に与えられた、最大のギフトだと思うから。

自分のつらいことも、自分の嬉しいことも、私が表現することを通してしか、この世界と調和する術はない。

こんな自分をどこまで正直に、世界とシェアできるか?

こんな自分の心の深い中心から、どこまで人と繫がれるか?

2017年も残りわずかとなったこの頃、そんなことを一層大切にしたいと感じています。

自分が独りぼっちだと感じるときも、自分が愛されていると感じるときも、私たちの周りにはもうずっと前から既に愛が溢れていて、どこにも探さなくても、愛もつながりも今ここに在る。

あなたがそれを見ると、決めさえすれば。

「世界と調和する」というキーワードが、太陽星座が魚座の私の魂にとっては、どうしても必須のキーワードなもので、今日のブログは、読む方にとっては、なんのこっちゃさっぱりピンとこんわーーな場合も、十分あり得ると思います。

ただ最後にひとつ、「世界と調和する」って言葉だけを見ると、何だか大袈裟で抽象的な概念のように受け取られるかもしれないけれど、目の前に誰かが一人居るとしたら、そこがもう、あなたの世界であり、あなたの社会。

その相手に、自分がもう既にもっている宝物を与えること。自分のありのままを与えること。

それが今の私が理解している、この世界と調和する方法です。

さて・・・今日私がやるべきことは、目の前の旦那さんに、自分を与えることですね。

今日、あなたにとっての世界は、誰ですか?

 

1 個のコメント

  • 最初の蝶の気持ち。 – Kansay Coach Group へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

    1984年、愛知県生まれ。シンガポール在住15年になる一児の母。宇宙意識研究家、フリーライター、組織変革コンサルタント。ひとりひとりが自分の本質へと還る旅を応援するラーニングサロン『Art of Life Script 』代表。個人向けにはありのままのユニークな可能性を拓く個人コンサルテーションを、組織向けには組織としてのパフォーマンスを向上させる組織コンサルテーションを提供している。