「他人の目が気になる」どうしたら気にしないで済むの?

人にどう思われるか、気にしたくないのに、どうしても気になる。

他人の目が気になって、自由に振る舞えない。

いつもどこか、自分を抑えている感じがする。

こんな経験、ありますか?

私は、よくあります。

全然ない・あまりない・まぁたまにある
結構ある・めちゃくちゃある・常にそう

だったら・・・私は、正直めちゃくちゃあります。

海外で生活するようになって、
生活一般の場面においては、
日本に居た頃と比べて、すーーーごくラクにはなりましたけど、

(日本に居た頃は、他人の目が「常に気なって」いたので)

いまだに人前で自己表現をしたりプレゼンするときなんか、
どう思われるか、すごく気になります。

だから、どうしたら気にしないで済むのか?!ってことを、人一倍、考えてきました。

自分に自信がないから気になるんだと思って、自信をつけようとがんばったり。

だけど、「自信」ってどこまでついたら、
他人が気にならなくなるっていう絶対的な基準も尺度もないんです。

人生のステージがあがればあがるほど、自信の大きさも変化していく。

だから、「他人の目」根本対策には、

「意識(視点)の転換」が必要!

どういうことかというと、

自分が人から「見られている」
という意識が主軸の状態
から、

自分が人や世界を「見ている」
という意識が主軸の状態へ

根本から転換を図るということ。

「他人の目」が主軸の状態で生きている中で
いくら自信をつけようとがんばっても、苦しくなるだけ。

「見られている」んじゃなくて、
「見ている」しかない世界に生きる。

そこではじめて、
「他人の目」問題から脱却することが可能になります。

人からの評価やジャッジが怖いのは、
自分が人を常にジャッジしているから。

自分がいつもジャッジしているように、
自分も人からジャッジされるのが怖いんですね。

だけど、あなたが何をどこで表現しても、
どんなに細心の注意を払って、
あらゆる方面に配慮をした表現をしても、

あなたのことを
● 好意的にみてくれる人:2割
● 別に何とも、普通と感じる人:7割
● 生理的に嫌い、虫唾が走る!アンチの人:1割

この割合って、変わらないんだそうです。

この割合の話は、かの有名な人気占い師
しいたけさんのブログで拝読しました。

どんなスーパースターでも、近所のおばちゃんでも、
この「反応の割合」って変わらないんだそうです。

だからどんなに人の顔色を伺って、
嫌われないように努力をしたとしても、

残念ながら、

あなたは必ず、嫌われます!笑
(1割の人だけにね!)

1割の人にはどうあがいても嫌われるので、
そこは潔くあきらめましょう。

そして、7割の人には、どうでもいいと思われることも、
至極当たり前のことなので、ここもあきらめましょう。

いちばん大切なのは、2割の人!

あなたのことを率直にいいなぁと思ってくれたり、
共感してくれたり、うなづいてくれる人。
応援してくれる人。

あなたが何かを表現したときに、
好意的な反応を返してくれるこの2割の人こそ、

あなたが出会うべき最高の宝!!

他人の目が気になって、
何かを言ったりやったりすることを躊躇してしまうとき、

人から「見られている自分」という意識を
いったん脇に置いて、その枠の外側に出ましょう。

幼い子どものように、好奇心旺盛な目で、
ただ世界を「見ている自分」に立ち戻ることができます。

世界が巨大なフラフープの輪のようなものだとすると、

「見られている自分」
フラフープの輪の中心に居て、周りから
見られている、影響を受けている状態。
フラフープと自分は切り離されている分離状態。

「見ている自分」というのは、
フラフープのふちの上に立って、
フラフープと一緒に世界を見ている状態。
フラフープと自分は繋がっていて、切り離されていない。

・・・このたとえ話、伝わるだろうか。

まぁ、かくいう私自身、
最初にもすでに白状してるけど、

「他人の目」が気になる病、未だにこじらせています。

肉体をもって生まれたからには、
人と関わり、社会に影響していく中で、
「他人の目」は常につきまといます。

ただ、それに「影響される」という受動的な意識から、
自分で「反応を選ぶ」という主体的な意識を選択することは可能です。

自分が世界を「見ている」意識にシフトできたとき、
自分がどう思われるかよりも、
相手のことに純粋な興味がわきます。

今日は昨日よりもひとつ多く、
興味をもって相手をみてみよう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1984年、愛知県生まれ。シンガポール在住15年になる一児の母。宇宙意識研究家、フリーライター、組織変革コンサルタント。ひとりひとりが自分の本質へと還る旅を応援するラーニングサロン『Art of Life Script 』代表。個人向けにはありのままのユニークな可能性を拓く個人コンサルテーションを、組織向けには組織としてのパフォーマンスを向上させる組織コンサルテーションを提供している。